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畑 浩二*; 丹生屋 純夫*; 松井 裕哉; 宮良 信勝
no journal, ,
北海道幌延町に位置する幌延深地層研究センターの東立坑深度370mにおいて、掘削損傷評価(EDZ)のための長期モニタリングを継続している。ここでは、光式AEセンサ(O-AE),光式間隙水圧センサおよび光式温度センサを用いている。O-AEは、高感度であるとともに卓越周波数が高いため監視領域を広く取れない。そこで、OTDR技術を利用したDASを活用し、監視領域を広げる可能性に関して現場実験的に調べた。その結果、当該堆積岩盤におけるAE検知可能領域はO-AEの場合5m程度であるが、DASの場合35m程度に拡張でき、ハンマー打撃による疑似AE源を適切に受振できる事が判明した。